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弊社では耐震補強工事の多くの案件を施工してきました。
耐震補強工事には家全体の補強と、居室や寝室などを中心とした方法があり、生活スタイルによって選択して頂いております。
施工する私たちの立場でお話すると、施工会社によって施工方法が大きく違います。例えば耐震補強工事の多くは自治体によって補助金制度が設けられています。その補助金制度を利用する場合、必要な耐震強度を得られる工事であるかを自治体が確認をしますが、強度計算を行う設計事務所や工務店の経験で、同じ補強強度を求める工事であっても大きく解体が必要になり、住みながらの工事が困難になる場合があったり、反対に建物の要所を最小限の工事で必要十分な補強強度を得られ、費用の負担も、住まわれる方の精神的負担も軽減できる工事になる場合もあります。
先の東北地方を震源とした大震災、その前には阪神淡路大震災もありました。私たちの住む日本は大きな地震がいつ発生しても不思議でない状況にあります。そこに住む人を守るべき家が、そこに住む人に被害を与えることが無いように耐震診断をお勧めしています。その結果、補強が必要であれば、効率良く耐震基準を満たし、工事費用の負担の軽い方法をご提案致します。 |
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耐震改修施工実績 |
・平塚市 M邸/平成19年/補助金無し
施工内容/内装前面撤去、耐震補強の基礎構造計算を実施の上、改修。屋根を瓦葺きから、軽量なガルバリューム鋼板へ変更。
・平塚市 M邸/平成20年/補助金制度活用
施工内容/南面の掃き出し窓周辺を重点的に補強。寝室の壁面を真壁から大壁へ変更し耐震化。外部を解体せず、内部から天井、壁面の一部を解体し施工。
・平塚市 F邸/平成21年/補助金制度活用
居室、台所の構造補強を重点的に行う。外部は解体せず、内部より天井、壁面の一部を解体し施工。
・平塚市 K邸/平成22年/補助金制度活用
内部より施工。押入部分の天井を一部解体し構造補強。和室床を一部解体し土台及び柱部分の接合箇所を補強。屋根からの漏水工事も同時に行う。
・平塚市 I邸/平成23年/補助金制度活用
浴室の基礎部分の補強及び、構造部補強。外部の雨戸が経年劣化により傷みが激しいため、塗装と一部板金を施す。
・平塚市 S邸/平成24年度/補助金制度活用
外部仕上げがスチール製だったため、全撤去の上、構造材にて補強。
・平塚市 K邸/平成24年/補助金制度活用
外部仕上げがスチール製だったため、全撤去の上、構造材にて補強。同時に浴室をリニューアル。 |
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